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2008年4月 6日 (日)

春は桜と春闘-ネスレ08春闘団交

春は桜と春闘

3月28日、ネスレ社とネッスル日本労働組合は異人館近くの

グリーンヒルホテル神戸で08春闘団体交渉を持ちました。P4060021

組合側は斉藤委員長、小山副委員長、前海書記長、岡沢副書記長、播戸交渉委員、坂本交渉委員です。

ネスレ社は和田労務担当マネジャー、丸岡姫路工場総務課長、中嶋本社人事課長、上野営業総務課長。

ネッスル労組は、冒頭今回の団交は08春闘に限ったものであり、これを組合と会社の団交の前例としないという趣旨の書簡を手渡して団交に臨みました。

ネスレ社回答は組合員平均の回答を求めていた当組合の要求書に沿った回答ではありませんでした。

ネスレは、原資計算に欠かせない従業員数、平均賃金、職能等級別人数を明らかにするように組合が団交でも再度求めたことを拒絶するといった不誠実な対応を続けました。

組合は、議題に入る前に緊急で重要な二つの問題を提起しました。

一つ目は、各事業所における労働組合と会社との窓口の問題です。各事業所の総務部門がこれまで労働組合との文書の受け渡し窓口の役割を担ってきました。しかしネスレ社が一方的にその役割を変更し、組合文書の受け取りを拒否してきました。その弊害を団体交渉で指摘しました。直ちに元に戻し、各事業所において文書の授受をなされるよう改めて申し入れました。

二つ目は、霞ヶ浦工場における昨年9月末から始まった新たな人権侵害行為に対する是正申し入れです。一昨年最高裁で解雇撤回を勝ち取り職場に復職した栗村新市氏に対して、ネスレ社の職制や社員らが終業時間直後に10数名からひどいときには40名近くで取囲み、行動の自由を束縛し、「会社をやめろ!」などの罵声を浴びせ、集団で「やめろ!」コールを繰り返しています。従業員が安全に安心して就業できるようにする為の緊急の対処を申し入れたものですが、ネスレ社交渉委員は、事前の申し入れにない議題だからと、話し合いに全く応ぜず、ネスレ社の違法な不当行為を是認する対応に終始しました。このような人権侵害は日本の法律のみならず、国連のグローバルコンパクトと9つの原則を取り入れている「ネスレの経営に関する諸原則」にも反するものです。直ちに不法な状況を改めるるよう申し入れました。

08年春闘回答は、従業員平均4,000円となっており昨年と比べて1,630円もの大幅なダウン、年間一時金についても4.2ヶ月プラス68万円と昨年から3万円ものダウンとなる低額な回答となっていました。

ネスレ社交渉委員は「不満な気持ちはわかる」「信用できないかもしれないが」とした上で、経営の売上高、経常利益、純利益の具体的な数字すら回答しないといった不誠実な対応に終始しました。マネージメントも減給などと述べられましたが、経営権のある経営者が経営上の責任をとることと、従業員の賃金とは全く別個の問題です。

 

「ネスレ社の経営に関する諸原則」に述べられているように、組合は労使関係の信頼関係を作る上でも不誠実な対応を許さないこと、組合員の生活苦を少しでも改善して職場活力の低下に歯止めをかける必要性を団体交渉の席で表明して再回答を求めて団体交渉を終わりました。

 労働組合は4月2日付け文書であらためて下記とおり要求しました。

-回答金額を妥当性ある諸資料を提示すること。

-回答金額が正当に配分されることを示す諸資料を明示すること。

-あらためて3月14日付要求を検討のうえ4月10日までに文書での再回答を求めます。

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